みなさま、こんにちは!
ねこの音楽(@nekonomusic)です。
猫って鼻が良いのかな?
好きなにおいや嫌いなにおいはあるの?
という疑問をお持ちの方に向け、猫の嗅覚についてまとめました。
鼻が良いと有名なのは犬ですが、猫だってとっても鼻が良いのです。
・猫の好きなにおいで、猫の気分を良くしてあげる
・猫の嫌いなにおいを知っておくと、色々な対策ができる
このように猫の嗅覚や好きなにおい、嫌いなにおいを理解しておくと、猫がより快適に暮らせますよね♪
猫の知識を一緒に増やしていきましょう
わが家はパパとママ、
元保護猫うちのねこ、えんの3人暮らし
僕たちは猫を飼うのが初めてなので、
簡単でわかりやすい
記事を目指しています
それでは、どうぞ♪
猫の嗅覚は人間の何倍くらい?
鼻が良いと言えば犬のイメージがあると思いますが、実は
鼻の良さなら猫だって負けてないのです
僕もうちのねこ、えんもいつもクンクンしています。
それだけ、においから得られる情報があるということですよね。
猫の嗅覚についてわかりやすく理解するために、人や犬と比較してみましょう。
人との比較
猫の嗅覚は、
人の数万~数十万倍と言われています。
え、そんなにスゴイんだ!
ただし、この数万~数十万倍というのはにおい自体の強さを感じる力ではなく、
猫はにおいを感知しかぎ分ける能力が高い
なので、人間にとって臭いものが猫にとっては10万倍臭く感じる…ということではありませんのでご安心ください。
人間は目から得る情報がほとんどと言われていますが、猫はこの鋭い嗅覚を武器に情報を得ていて
猫はごはんのおいしさを味ではなく、においで判断している
へ~意外!!
意外に味オンチな猫の味覚についての記事はこちら。
>> 猫の味覚
犬との比較
犬の嗅覚は人の100万倍程度と言われており、においの種類によっては1億倍もあるそうです。
猫の嗅覚が人の数万~数十万ですから
犬の嗅覚は、猫の10~100倍ということになりますね!
やっぱり犬って鼻が良いんだね
でも猫だって負けてないよね♪
猫の臭腺と
第2の鼻:ヤコブソン器官
猫の臭腺
猫は顔や肉球、お尻などに臭腺と呼ばれる自分のにおいを出す器官を持っています。
この臭腺から出すにおいが猫のフェロモンであり、残念ながら人間は嗅いでもそのにおいを感じ取ることはできません。
猫は臭腺から出したにおいを物や場所につけて、
・これは自分のものだと宣言する
・自分の縄張りだと主張する
こうして猫同士でコミュニケーションを取り合っているのです。
猫が足元に寄ってきて、スリスリしてくれるあのかわいい仕草も甘えている面もありつつ、自分のにおいをつけているのですね。
たまらなくかわいい仕草だよね
ヤコブソン器官とは?
ヤコブソン器官って知っていますか?
僕は勉強して始めて知りました
ヤコブソン器官は猫だけが持っているわけではなく、犬やヘビなども持っていて、人間は退化して無くなっています。
ヤコブソン器官とは、簡単に言えば猫の口の中あってフェロモンを嗅ぎ分ける器官
そしてその特徴は鼻とは違い、においに慣れてしまうことがなく、ずっとにおいを感じ続けることができるという性質を持っています。
猫のフェロモンは縄張りのしるしや、発情の合図などに使われる
そして、このフェロモンを取り込もうとする仕草がフレーメン反応です。
口をぽかんと開けたちょっと間抜けな表情ですが、うちのねこ、えんのフレーメン反応はまだ見たことがありません。
いつか見てみたい
猫の好きなにおい【猫の嗅覚】
さて、ここから猫の好きなにおいを紹介していきます。
・マタタビ
・キャットニップ
・人の発するにおい
・猫草
マタタビ
マタタビはマタタビ科マタタビ属の植物で、キレイな花を咲かせる
猫といえばマタタビをイメージする方も多いと思います。
このマタタビの実などに含まれる成分を、猫は前述のヤコブソン器官で嗅ぎ分けるのです。
マタタビを嗅ぐと猫は、酔っぱらったような状態になり気持ちが良いみたい。
独特なにおいがするけど、
人には何の効果もありません
人によってお酒に対する強さが違うように、マタタビも猫によって効果が違います。
以前うちのねこ、えんにマタタビを与えてみたところ、あまり効果がないように感じました。
キャットニップ
キャットニップは別名西洋マタタビやイヌハッカと呼ばれるシソ科の植物
マタタビほどの知名度はないものの、キャットニップにも猫が気持ちよくなる成分が含まれています。
育てやすく、キレイな花をつけるので観賞用にも良いかもしれませんね。
かわいらしいお花ですね♪
人の発するにおい
猫は人の発する加齢臭や汗のにおいに興味があるそうです。
これについては諸説あるのですが、人の発するにおいには、猫が好むフェロモンに似たにおいがするものがあり、それを好む猫もいるのです。
猫は汗をかいたおじさんが好きなのか…!?
なんとも意外ですが、猫のおもしろい豆知識!
猫草
猫の嗜好品である猫草ですが、うちのねこ、えんは猫草のにおいを嗅ぐのが大好きです。
猫草をクンクンすると、唾をゴクリと飲み込んでから、おいしそうに食べています。
>> 猫の好物・嗜好品
猫草を嗅いでみると
フレッシュな香りがしますね
猫の嫌いなにおい【猫の嗅覚】
続いて、猫の嫌いなにおいのご紹介です。
・柑橘系
・メンソール系
・人工的な香料
・スパイス類
・タバコ
柑橘系
みかんやレモンに代表される柑橘系の香り。
人にとってはとてもいい香りなのですが、
柑橘系の香りは、猫にとっては食べ物が腐ったようなにおいだと感じてしまいます。
僕はシトラス系のにおいが大好きです
猫はにおいを嗅ぐことで食べ物の安全性を確認していますが、誤食を防ぐために猫が食べてはいけないものの知識をつけておきたいです。
>> 猫が食べてはいけないもの
メンソール系
メンソール系も猫の嫌いなにおいの1つ。
メンソール系は独特な刺激臭があり、こちらも食べ物の腐敗臭だと猫が感じることがあります。
うちのねこ、えんはそれほど
苦手なにおいではないようです
人工的な香料
洗剤や香水など、人工的な香料も猫が嫌いなにおいです。
人工的な香料はにおいがきつく、鼻の良い猫にとっては不快だと思われてしまいます。
スパイス類
スパイス類も猫にとっては刺激が強く、苦手な子が多いです。
カレー粉や唐辛子、コショウなど使用中は猫を近づけないようにしましょう。
僕は調味料マニアなので
気をつけなくちゃ
タバコ
タバコの副流煙のにおいは、人だけではなく猫にとっても不快なものです。
特に紙巻タバコはにおいがキツイですよね。
猫の受動喫煙防止の観点からも、タバコは猫のいないところで吸いましょう。
猫のためにも、タバコは
やめるのが1番です♪
僕は猫を飼う前にタバコをやめました。
【まとめ】
人間の数十万倍ある猫の嗅覚を理解して、猫との生活に活かそう
猫の嗅覚や好きなにおい・嫌いなにおいについてまとめました。
人間にとって良いにおいに感じるものが、猫にとっては不快な可能性があることがわかりました。
猫はにおいに敏感なので猫と一緒に暮らす以上は、僕たち飼い主がにおいに関して注意しなければいけない
猫の嗅覚に関する知識を深めて、猫とより仲良く暮らせるようにしていきましょうね!
猫の知識を増やしましょう♪
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚
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猫の知識シリーズまとめ
>> 【猫アレルギー】原因と対策10選
>> 猫の知能
>> 猫にとっての快適な室内温度
最後まで読んでいただき
ありがとうございました