みなさま、こんにちは!
ねこの音楽(@nekonomusic)です。
保護猫の里親になるための条件って厳しいらしいけど、
実際どうなんだろう?
という疑問をお持ちの方に向け、保護猫の里親になるための条件について解説します。
僕たちは保護猫団体、猫の未来とびら主催の保護猫譲渡会に参加して、保護主さんから里親に選んでいただきうちのねこ、えんをお迎えすることができました。
猫の未来とびらについての詳細記事はこちら。
>> 猫の未来とびらご紹介&譲渡会レポート
この記事に書かれている内容は保護猫団体猫の未来とびらに準拠するものですが、
他の保護猫団体でも保護猫の里親になるための考え方は同様です
里親になるための条件が厳しいと言われている、保護猫の譲渡について僕たちの体験を交えてお伝えすることで、
みなさまが保護猫の里親になる後押しができたら嬉しいです。
保護猫をお迎えしましょう
わが家はパパとママ、
元保護猫うちのねこ、えんの3人暮らし
僕たちは猫を飼うのが初めてなので、
簡単でわかりやすい
記事を目指しています
それでは、どうぞ♪
保護猫の里親になるための条件はたった1つ:
保護猫をしあわせにできること
保護猫の里親になるための条件は、実は1つしかありません。
それは、里親が保護猫をしあわせにできることです。
どういうことだろ?
保護猫を里親に出すかどうかの判断は、最終的には保護主さんに委ねられています。
・保護主とは
自宅で保護猫の世話をしてくれている人
ボランティアでやっていることがほとんど
・保護猫とは
さまざまな事情で保護された猫のこと
施設や保護主さんの個人宅で暮らしている
※保護猫についてはこちらの記事で詳しくまとめています
>> 保護猫って何?
保護主さんの願いは、保護猫がしあわせになることです。
保護猫の里親になるためのたった1つの方法は、このようにまとめることができます。
どうしたら保護主さんに里親として認めてもらえるのか解説していきます!
私たちは猫を飼うのが初めてだったけど難しいことはありませんよ♪
【譲渡条件①】里親が保護猫を家族として大切にしてくれる人
僕たちがお世話になっている保護猫団体、猫の未来とびらのサイトを見てみると、基本譲渡条件を記載しています。
>> 猫の未来とびら 公式サイト
猫の未来とびら 基本譲渡条件(抜粋)
1.家族の一員として終生最期まで愛育下さい
2.完全室内飼い
3.脱走防止対策
…以下略
このように、保護猫の里親に求められている1番の譲渡条件は
保護猫を家族として大切にしてくれる人、ということになります。
僕たちにとって、うちのねこ、えんは大切な家族です
でもそれって、どうやって保護主さんに判断されるのかな?
保護主さんは保護猫にしあわせになって欲しいから、家族として大切にしてくれる人を里親にしたい
里親候補者が譲渡会に参加して保護主さんと話をする中で、里親にふさわしいか自然と判断されることになります。
保護猫の譲渡会に行く際は第一印象で損をしないように、社会人として常識的な清潔感のある服装や髪型で向かいましょう。
ありのままで大丈夫!
保護猫を絶対しあわせにする!
という熱意を保護主さんに伝えてください♪
【譲渡条件②】保護猫が快適に暮らせる環境を、里親が用意できること
そしてもう1つ、保護主さんが保護猫の里親を選ぶ際に重要視するのが、生活環境や経済力などの
保護猫が快適に暮らすことのできる環境を持っている人かどうかです。
保護主さんとお話をする中で色々と聞かれると思いますが、猫の未来とびらの譲渡会では
この子(保護猫)の里親になりたいです!
と申し出ると、
里親アンケートという用紙を渡されます。
この里親アンケートで、保護主さんが里親候補者の生活環境などをヌケ・モレなくチェックできるようになっています。
保護猫団体、猫の未来とびらでは、
トライアル初日に保護主さんが保護猫を連れて、里親の自宅を訪問
上記が譲渡条件の1つとなっていますので、里親アンケートは正直に記入してくださいね。
保護猫譲渡時の条件確認:
里親アンケート
ここからは猫の未来とびらの譲渡会の、里親アンケートの内容を詳しく紹介・解説していきます!
どの保護団体でも同様のアンケート・質問はあり
保護猫がしあわせになるため
この目的で行われるものなので、しっかり記入しましょう。
- 里親の基本情報
- 勤務先
- 家族の同意
- 留守番の有無
- 家族構成
- アレルギーの有無
- 住宅について
- 家の間取り
- ペット飼育可能な物件か
- 引っ越しや転勤の予定
- 今までに猫を飼ったことがあるか
- 猫以外の動物を飼っているか
- 希望する保護猫
- 猫の希望理由保護猫の飼育費について
- 先住猫について
このとおり項目はたくさんありますが、1つずつ見ていきます。
里親の基本情報
1番最初に、里親の基本情報を記入します。
・名前
・住所
・電話番号
・緊急連絡先
など
自宅訪問もあるので
間違えの無いようにね
勤務先
安定した収入があり保護猫を家族として迎え入れるのに、経済的な問題がないかどうかの判断がされます。
保護主さんが、とても大事なことだとおっしゃっていました
家族の同意
里親候補者の家族が猫を飼うことに反対している場合、保護猫を家族として迎えるのは難しいと判断されてしまいます。
一緒に暮らすことになる家族の理解は必須です
留守番の有無
保護猫のみの留守番があるかどうかの質問。
完全室内飼いが前提条件なので、保護主さんとしては家に常に誰かいた方が安心です。
家族構成
家族の中で保護猫がどういう立ち位置になるかの確認です。
アレルギーの有無
アレルギー体質の場合、猫アレルギーを持っている可能性も通常より高くなります。
猫のアレルギー症状があまりにも重い場合、保護猫を飼うことは難しいと判断される可能性もあります。
僕の奥さんは猫アレルギーです
それでも、どうしても猫を飼いたかったので頑張ってアレルギー対策をしています♪
こちらの記事で、猫アレルギーの対策をまとめています。
>> 【猫アレルギー】原因と対策10選
住宅について
一軒家かマンションか、持ち家か賃貸かなどの質問項目があります。
やはり、持ち家が望ましいとされています。
近隣・破損などトラブルは
避けたいですからね💦
家の間取り
保護猫専用の部屋が用意できるかどうか、もしくはいざという時に保護猫が1人で逃げ込める場所があるかの確認のための質問です。
ペット飼育可能な物件か
主にマンションや賃貸などで、トラブルを防ぐための事前質問事項です。
引っ越しや転勤の予定
猫は環境の変化を嫌うので、保護猫にかかるストレスの可能性を確認する質問事項です。
うちのねこ、えんもトライアル初日は夜鳴きしたりと
特に大変でした💦
保護猫えんが、わが家にやってきた
>> 保護猫トライアル初日
保護猫のトライアル日記
>> えんがうちの子になるまでの8日間
今までに猫を飼ったことがあるか
猫の飼育経験があった方が良いことは間違いありませんが、
猫を飼うのが初めての初心者でも全く問題ありません。
僕たちも猫を飼うのが初めてだったけど、
猫を飼いたくて勉強していたので問題ありませんでした!
猫以外の動物を飼っているか
猫と相性の悪い動物であったり、例えば犬が苦手な保護猫もいたりするので、その確認です。
うちのねこ、えんの場合は
犬との同居が不可になっていました
希望する保護猫
この項目は、保護主さんと里親双方の誤解がないように設定されています。
譲渡会に参加する際は、事前に希望する保護猫を選んでおいた方が、何かとスムーズです。
うちのねこ、えんは保護主さんがとってもかわいい写真を撮ってくれています♪
僕たちはOMUSUBIというサイトでうちのねこ、えんと出会いました。
>> OMUSUBI・おむすび|サイト紹介と使い方
猫の希望理由
希望した保護猫の、理由についての質問です。
例
・サイトで見て一目ぼれした
・条件があっていた
・実際に合ってみて、家族に迎えたいと感じた
熱烈にアピールしましょう!
保護猫の飼育費について
保護猫に毎月いくらぐらいの飼育費を想定しているかの質問です。
どのくらいかけられるか、という質問とも取れますね。
私たちは1万円にしました♪
飼育費と言ってもごはん代がほとんどなので、よほど高級なごはんを与えない限り、月1万円もかかりません。
お金が1番かかるのはやっぱり猫の飼い始め!
でも、とっても楽しく準備できましたよ♪
猫の初心者のための
>> 保護猫のお迎え【ロードマップ】
保護猫トライアルまで2週間!
>> 猫の初心者が準備した【アイテム】
先住猫について
先住猫がいる場合、保護猫との相性が悪い場合、お迎えするのは難しくなります。
先住猫について以下の質問事項があります。
・頭数、性別、年齢、生活について(室内か、外に出しているかなど)
・ワクチン接種、不妊・去勢手術
・猫エイズ、白血病検査
・かかりつけの病院
複数飼う場合は猫同士の相性って大事なんだって
Yes、No形式の譲渡条件チェック
里親アンケートの最後は、Yes、Noでの質問形式となっています。
・ペットとしてだけではなく家族の一員として、生涯愛育をして頂けますか?
・譲渡猫ちゃんを自宅にお届けし、間取りなどの飼育環境を確認させていただきます。ご協力いただけますか?
・猫ちゃんが歳をとり介護等が必要になったとしても、最後まで看病して頂けますか?
など、保護猫を飼いたい!
と考えている方にとって答えが決まっているはずの設問が設定されています。
アンケートはこれで終わりです
おつかれさまでした♪
保護猫の里親決定:
保護主さんの総合的な判断
里親アンケートを提出したら、保護主さんの判断を待ちます。
誰でも里親になれるわけではない
説明してきたとおり、里親の最終決定権は保護主さんにあります。
なので里親希望者が1組しかいなかったとしても、誰でも無条件で里親になれるわけではないのでご注意ください。
里親希望者が複数いる場合
保護猫1頭に対して、複数の里親希望者がいる場合も保護主さんに里親決定権があります。
ただしこちらも、希望者が複数いるからといって里親が必ず決定する、ということはありません。
繰り返しになりますが、里親は保護主さんの保護猫をしあわせにできる人かどうかの判断で決まります。
猫が大好きで、この子をお迎えしたいんです!
という気持ちを保護主さんにしっかり伝えましょう。
【まとめ】
保護猫の譲渡条件は、里親が保護猫をしあわせにできるかどうか
今回の記事では、保護猫の里親になるための譲渡条件についてお伝えしてきました。
お伝えしてきたとおり、保護猫の里親になるための条件は、厳しいものではありません。
保護猫をしあわせにする!
という気持ちが確かであれば、それは保護主さんにも伝わります
譲渡会への参加が決まったら、事前にできることの準備や、考えを整理しておくことが里親への第1歩となります。
そして保護猫の里親になりましょう!
今回里親アンケートでご紹介した、猫の未来とびらについての記事はこちら。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました